導入事例
AS/400運用ノウハウの体制も
充実なので、初めてのクラウド
移行もお任せできて一人情シス
でもユーザ負担は低減
神奈川県で葬儀式典事業を展開しコロナ禍も経て葬儀スタイルが変革している業界でも、「対人」であることに変わりはなく、故人やご家族に想いをもって接している横浜祭典株式会社様。
基幹システムを支えているAS/400が、台風による停電で大きな影響を受け復旧にも時間を要した経験から、オンプレミス脱却を選択した理由を同社・大竹 輝彦様にお話を伺いました。
課題 | 2017年の台風による停電の際にAS/400が停止し復旧に多大な時間を要したことや、AS/400をオンプレミスで運用しているが基幹システムに専任できない体制に課題を持っていた。また10年以上前にAS/400の入替を行っており保守終了にも直面していた。 |
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解決策 | AS/400リプレイスにあたり、イーネットソリューションズを含む複数ベンダーへ相談を行った。各社からプラン提案があったがオンプレミスで単純リプレイスするよりも、クラウドへ移行しても費用が安価であり、且つユーザ側運用面でも負担が減る提案をしてくれたのがイーネットソリューションズであった。 |
効果 | オンプレミスでリプレイスするよりクラウド移行の方が毎月のシステム費用が安価に抑えられた。且つ、クラウド化により懸念事項があった切替時のユーザ負荷や移行後の運用も変更されず、結果として一人兼任情シスで頭を悩ませていたオンプレミス機器の目視・テープ交換・エラー対応がなくなったことにより大幅に負担軽減を行えた。 |
葬儀業界の変化とIoT化
近年、葬儀の形が変化してきており家族葬が増えています。
特にコロナ禍を経て家族葬が増えていますが、今まで通りの対人が大切であることには変わりなく対応しています。
ただ、業界内ではIoT化へシフトしている動きがあり、お客様に対しては昔ながらの紙に印刷して案内する方法からiPad等でプランや葬儀の内容をご提案するケースや、供花をWebサイト経由でお申込みいただく流れも増えています。
このような状況の中、全てをこれまでのような紙で保管するには限界を感じており、基幹システムAS/400と連携しデータを保存・活用することを考えはじめました。
ただ、弊社のAS/400は約10年以上前にリプレイスを行ってからAS/400とパソコンとの連携も一部模索しておりましたが、社内システム体制も確立できずIBMからも保守終了の案内があり、今後のAS/400以外も含めた基幹システムのあり方を検討しておりました。
その過程でイーネットソリューションズはじめ、複数のベンダーへ今後のAS/400運用相談を行うようになりました。
AS/400クラウド化の検討と選定
AS/400を単純リプレイスするか、クラウド化するかを複数のベンダーから提案を受けて各社の提案内容や費用を比較検討する中、イーネットソリューションズのクラウド化提案は長期的にみても旧来のAS/400単純リプレイスよりも投資金額が抑えることができ、且つ他AS/400クラウドベンダー提案よりも安価であり、さらにサポート体制も分かりやすくオールインワンでした。
最終的にイーネットソリューションズの提案を社内で評価するため、クラウド化のプランを様々な確度から提案してもらい、その都度、提案資料も作成してもらいましたが、非常にスピード感もあり明確でクラウド化への安心感が高まりました。
唯一の不安要素は、クラウドへ移行する際のユーザ側の負荷や運用後の仕組みが大きく変更される可能性があるのではないかという点でした。しかし、この不安要素は提案過程でイーネットソリューションズの技術者が事例に基づいた様々なアドバイスをして頂いたおかげで払拭できました。
弊社にはもともと、AS/400の運用体制が整っておらず、現場でのスキル・ノウハウが体系化されておりませんでしたが、イーネットソリューションズの一歩踏み込んだ支援のおかげで初めてのクラウド化の決定を行うことが出来ました。
merisis Powerクラウドへ移行した後の運用メリット
クラウドへ移行完了した後は基幹システムの運用面を全てイーネットソリューションズへお任せすることができ、会社として非常に効果を感じています。
弊社は専任の技術者がいるわけでもなく、私が総務や設備業務を行いながらシステム部門も兼任で行っていたため、AS/400を社内で運用していた当時は、常にユーザからの対応や、テープ交換、機器の目視管理、停電などの自然災害対応や機器故障対応を一人で対応する負担がありました。
この点が、今回のクラウド化により大幅に軽減されたため、本来の業務に集中することができ、且つ費用面でも安価に抑えることができたので、merisis Powerクラウドへ移行したメリットをとても感じています。
これからのIoT化において
今まで現場で発生する情報を全て紙で保管しており数年経過すると倉庫に移しておりました。
倉庫に保管すると過去の情報を探し出す時間を要するので、今後は現場の情報と基幹システムとの連携を目指しております。
また、お客様からリアルタイムでかつ高い信頼性を要求される葬祭業務で、外出先からでも在庫照会をリアルタイムで確認し見積へ反映させたり、探したい情報を直ぐに確認できるような仕組みも検討し、merisisi Powerクラウドを有効活用していきたいと考えています。
その取り組みを実現するためには、これまでのAS/400ベンダーではない、ネットワーク、IOT、アプリケーション開発にも実績のあるイーネットソリューションズをIT全般のパートナーとして期待したいと思います。
横浜祭典株式会社様
代表者 | 代表取締役 石田 広行 |
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事業内容 |
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Webサイト | https://yokohama-saiten.co.jp/ |